中古の初代5Dを入手しました。
実は、Canon EOS5Dがうちに来るのは2回目です。
前回は、2017年7月に中古を購入していました。その時のボディはミラー落ち対策がされていなくて、いつミラーが落ちてもおかしくないということで、あまり使用することなく結局ヤフオクで処分してしまっていたのです。
今回は、ミラー落ち対策がされているのを確認して購入しました。
3年前は、5Dのボディの値段は3万円前後だったと思うのですが、最近は1万円代後半ぐらいで購入できるようです。
フルサイズのミラーレスの最近の機種と比べると劇的に安く購入できます。ただし、画素数が1280万画素と低解像度となります。
しかし、フルサイズのセンサーサイズに低画素ということで、写りには今だに定評があるようです。
初代5Dは最近は「5D Classic」などとも言われ、海外でも人気があるようです。
Digital classic: Robin reviews the original Canon 5D in 2018
今回は、メルカリで購入しました。EF 50mm 1.8 Ⅱが付いて24,000円でした。
メルカリの画面で見ると綺麗に見えるのですが、実際に届いてみると傷がそこそこ付いていました。
正面から見ると、いかにも一眼レフといった感じのスタイルですね。
ミラーレスに慣れていると新鮮です。
背面も若干傷があります。液晶はちょっとした擦り傷がありますが、気になるほどではありませんでした。
サブ液晶には液晶保護フィルターが貼ってありますが、こちらは新品時に貼っていたのか、フィルターの下はとても綺麗な状態でした。
底面も大きな傷はないものの、小傷は付いています。
元箱や、説明書、CDなども付属していました。5Dで元箱が付いているのは珍しいかもしれません。
12.8メガピクセル。最近のiPhoneなどと同じぐらいの解像度ですね。最近のスマホやiPhoneの画質が向上して、デジカメでなくてもiPhoneで十分、などと言われるので、それだったら1280万画素の初代5Dでも十分、ということになりますね。
箱の対応OSの表記が時代を感じさせます。OSがWindows 98SE以上、CPU がPentium 500MHz以上となっています。
箱の対応OSのロゴが懐かしいですね。
さっそく、近くにあったものを撮影してみました。
さすがフルサイズ、腐っても鯛、ボケ量はすごいですね。
F2.2まで絞ってもこのボケ量です。
最近のデジカメで撮影したのとどれぐらい違うのか撮り比べてみました。2005年発売の初代5Dと2017年発売のFUJIFILMのX-E3で撮影してみました。どちらが5Dで撮影したかわかるでしょうか?
まずは、1枚目
両方とも感度はISO400でシャッタースピード1/30 絞りF7.1で撮影しています。
2枚目
センサーサイズは違いますが、絞りとシャッター速度、焦点距離もだいたい同じになるようにしているので、同じような撮影結果になっています。
上の写真がX-E3で撮影し、下の写真がEOS 5Dで撮影しています。
単純な被写体なので違いがわかりにくいかもしれません。
X-E3よりも12年も古い初代5Dですが、かなり健闘しているのではないかと思います。
2万円で買えるフルサイズ、故障しても修理は難しい、というより別の中古ボディを買った方が修理するよりかなり安いと思いますが、今が買い時かもしれません。
Canon デジタル一眼レフカメラ EOS 5D
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