久しぶりにパソコンを自作しました。Sandy Bridgeおじさん

友人がzoom会議でパソコンが遅くて困っていたので、久々にパソコンを自作して進呈しました。

ヤフオクで、zoomで使えそうで、なおかつ値段が安そうなものを検索しました。

CPUがCore i3-2120、マザーボードがH61MU-S01、メモリが4GB、それに電源がセットで3,900円で落札できました。送料が1,089円で、合計4,989円となりました。

Core i3-2120はまさに、Sandy Bridge世代のCPUです。最近、「Sandy Bridgeおじさん」という言葉があるようですね。

パソコンの処理能力が昔ほど急速に向上しておらず、PCの買い替えの必要が少なくなり、ギリギリ現役として使えるSandy Bridgeを使い続けるという人も多く、その世代のパソコンを使い続けている人を「Sandy Bridgeおじさん」などと揶揄して言ったりするようです。

今回、調達したパーツもまさにそんなスペックのCPU、マザーボードで、Windows10の簡単な処理なら不自由なく使用できるギリギリのスペックです。

届いたパーツたち。

よく見ると、CPUファンが付属していませんでした。

この値段、スペックのパソコンに似合うCPUファンは中古でしょう。ということでメルカリなどで検索しましたが、送料がかかるので、中古の安いリテールファンでも1,000円を超えます。

ネットで新品で一番安く買えるCPUファンは「Cooler Master i50 空冷CPUクーラー」でした。655円でした。

こちらはamazonで購入しました。

これに、起動するためのATX電源スイッチが要ります。スイッチは「サンワサプライ SANWA SUPPLY
TK-SW1」を購入しました。ヨドバシで279円でした。

ハードディスクは、手持ちの余っている500GBの2.5インチのハードディスクを使用しました。

接続するのにSATAケーブルがなかったので、メルカリで2本セットで350円で購入しました。

CPUグリスは「サンワサプライ シリコングリス TK-P3」を購入しました。217円でした。

購入したパーツを合計すると6,490円でした。

まずは、購入した「Cooler Master i50 空冷CPUクーラー」を取り付けます。

Cooler Master i50はCPUに付いているリテールクーラーと同じぐらいのサイズのCPUクーラーです。

箱の中身は、CPUクーラー本体、バックプレートが付属します。

ヒートシンクのサイズは小さめで、必要最低限のサイズといった感じです。CPUグリスが付いていたので、そのまま装着しました。

CPUクーラーの装着はプッシュピンではなく、ネジで締め込むタイプです。

バックプレートをマザーボードの裏に装着し、プラスネジを締め付けて固定します。

装着方法は箱に図解で示されています。

「Cooler Master i50」のスペック表です。ファンの配線は3ピンで、マザーボードから回転数を制御することはできなさそうでした。常に2,000回転で回っています。

今回使用したCPU 「Core i3-2120」2コア4スレッド3.30 GHzです。

マザーボードはMSIの「H61MU-S01」です。マウスコンピューター製のパソコンに使用されていたマザーボードのようです。

マザーボードの裏にCPUクーラー付属のバックプレートをあてます。

プラスドライバーで4箇所のプラスネジを均等に締め付けます。

まずは机の上で起動確認。CMOSクリヤをすると無事起動しました。

今回は、節約のためにパソコンケースも自作しました。

最近はPCケースも安くなっていて、3,000円ぐらいの金額で見栄えの良いものもありますが、価格を出来るだけ抑えたかったので、家にあった廃材を利用してパソコンケースの自作をしました。

箱の材料は家にあったベニヤ板です。まず、接着剤で仮組みしていきました。

電源、マザーボードのサイズに合わせて、できるだけコンパクトになるよう材料を切り出しました。

接着剤で固定した後、木ねじで補強しています。

このままだとかなりのあり合わせ感がしますので、全面にパテを塗った後、サンダーで削り、ペンキをローラーで塗装しました。

いきなりですが、完成したパソコンです。

電源スイッチのボタンは適当な丸い棒がなかったので、丸い鉛筆を削って塗装し、ATX電源スイッチに刺しています。

HDD,パワーLEDは家にあったかなり前に購入したLEDを使用しました。

ベニヤ板で箱を作り出したときはどうなるかと思いましたが、遠目に見るとなんとか見られるケースになりました。

電源を入れると、CPUファンが高速で回転しているので結構な音が出ます。

でも、15年ぐらい前のパソコンはDELLなどのメーカー製のパソコンでもこれぐらいの音は出ていました。

さっそく、ベンチマークをとってみました。

GeekBench 5のスコアです。

次に、私がサブで使用しているCore5のノートパソコンを比較のために測定してみました。

Core i5のノートパソコンより、デスクトップのCore i3の方が速いと言う結果になりました。

やはりデスクトップパソコンのCPUの方が性能が良いのでしょうか。

私のメインで使用している2015年モデルのMacBook ProもGeekbence 5で測定してみました。

今回、格安で組んだデスクトップパソコンより若干良い程度のスコアでした。

これは意外でしたね。サンディブリッジのCPUのコストパフォーマンスに驚きました。

でも、Mac Book Pro 13インチは4K出力でディスプレイに出力している関係もあるかもしれません。

今回組んだデスクトップパソコンは4K出力に対応していません。

でも、フルHDのディスプレイであればまだまだ十分使用できる性能がありそうです。

友人には「Sandy Bridgeおじさん」になってもらってまだまだこのパソコンを活用してもらおうと思います。

Cooler Master i50 空冷CPUクーラー [Intelソケット対応] FN1174 RH-I50-20FK-R1

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この記事を書いた人

はじめまして、Roshiと申します。
自分でできることは人に頼まないで、自分で調べてやってみる!をモットーにしています。
パソコン、タブレット、スマートフォンや趣味のカメラを中心に役立つ内容をお届けします。

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