今回は、ハンドルにデュアルコントロールレバーを取り付け、ブレーキケーブル、シフトケーブルとチェーンも取り付けました。
デュアルコントロールレバーの取り付け
デュアルコントロールレバーはSORAグレードのST-R3000を使用しました。
一応新品です。ヤフオクで購入しました。両方で13,000円ほどで購入できました。
ST-R3000は前モデルのST-3500とデザインが大幅に変わっており、ワイヤー類がハンドルに沿わせてセッティングできるようになっています。そのため、見た目がすっきりとセットできます。ハンドル周りが触覚のようなワイヤーが出ていないのでシンプルになります。
ハンドルを車体にセットした状態でとりあえずST-R3000を取り付けたのですが、この状態ではワイヤー類を中華カーボンハンドルの中に通すことができませんでした。カーボンハンドルの穴の中にまず、いらないブレーキケーブルを通します。ブレーキケーブルは余裕で通るのですが、次にアウターワイヤーをブレーキケーブルに通しながら挿入しようとしてもすぐに引っかかり、全然入っていきません。
そこで、いったん、ハンドルを外してケーブル類を通してから再びステムに装着することにしました。
中華カーボンハンドルにケーブルを通す方法
中華カーボンハンドルにケーブルを通すのはみなさん苦労されているようです。
ハンドルの内径が小さい上に、曲がっているし、中で引っかかるところがあるようで、私の場合、ブレーキワイヤーを挿入後、そのワイヤーに沿ってアウターを押し込んでも途中で引っかかり、どうしても入りませんでした。そこでアウターを押す方向に力を加えるのと同時に、反対方向から引っ張ることでなんとか入れることができました。
その方法ですが、プライヤーとロッキングプライヤーを用意します。
ロッキングプライヤーはつまんだ状態を固定できるプライヤーです。
まず、いらないブレーキワイヤーをハンドルの中にステム側から通します。
そして、アウターをブレーキワイヤーをガイドにして入れます。
アウターの反対側に出てきたブレーキワイヤーをロッキングプライヤーで掴んで固定します。
そして、先に差し込んだブレーキワイヤーをプライヤーで引っ張りながら同時にアウターを押し込んでいきます。
引っ張る方はプライヤーでしっかりつかむことができ、反対側はロッキングプライヤーでしっかり固定していますのでかなりの力で挿入することができます。
写真に撮るとこんな感じになります。
この方法で、ブレーキワイヤー2ほんとシフトケーブルをなんとか通すことができました。
ブレーキワイヤー、シフトワイヤーを通した状態です。
この後、挿入用に使用したワイヤーを抜いて、ハンドルを車体に装着した後、本番で使うブレーキ、シフトワイヤーを通します。
反対側から
この後、車体にすでに装着していたステムにハンドルを固定しました。
ブレーキケーブル、シフトケーブルの取り付け
次に、フロントブレーキにワイヤーを固定します。
ハンドルにシフトレバーが付くと一気に自転車らしくなりますね。
次にリヤブレーキにワイヤーを取り付けました。
次に、リヤディレイラーにケーブルを接続しました。
リヤディレイラーまでのケーブルの通し方なのですが、結構苦労しました。
Kebelは年式によってケーブルを通す場所が違っているようで、ネットで画像を検索してみたのですが、最後までよくわからず、自信はなかったのですが、とりあえずクランク下まではフレームの中にインナーだけを通してクランク下のガイドから後方はアウターケーブルを後ろからチェーンステイの中を通してリヤディレイラーまでワイヤーを通しました。果たして、この方法が正しいのかどうかはわかりません。
クランク下のガイドの部分です。ここよりフロント側はケーブルライナーに入れたインナーのみ
ガイドより後方はアウターを通しています。
チェーンの取り付け
チェーンは9速用のCN-HG93を使用しました。
値上げ前に海外通販で買っておいたものです。
チェーンの長さの決め方ですが、フロントシングルの場合、どうしたらよいか調べてみたところ、私の場合、ローギヤが28T以上あるということで、リヤディレイラーにチェーンを通さず、フロントギヤとローギヤにチェーンをかけて、そのチェーンの長さに2リンク=インナープレート1つ、アウタープレート一つ分をプラスした長さがよいようでした。
この後、リヤディレイラーの調整をやってみようとしたのですが、なかなか決まらず、また後日じっくりと調整することにしました。
この時点で、ペダルをまだ入手していなかったので、とてもクランクを回しづらかったです。
コメント