コロナウィルスの影響で自粛期間が続いています。
今までほとんど使用しなかったZoomなどのweb会議システムも毎週のように使うようになりました。
コロナウィルスが流行する最初の段階では、自宅からの会議システムの使用は一時的なもので、すぐに使わなくなるだろうと思っていました。しかし、私の環境では、しばらくこのZoomシステムを使うようになりそうです。
Zoomを使用していると、快適に、より便利に使うために色々とカスタマイズしたくなります。
最初は以前に購入していた中華アクションカムのSJ4000をwebカメラがわりに使用していました。
しかし、SJ4000は超広角で歪みがあるので、使いづらいところがあります。
その後、MacBook Proのディスプレイ部分に付いているカメラを使用していました。こちらもMacBook Proの画面を使う分にはいいのですが、私は普段27インチのディスプレイで作業しています。そうすると、MacBook Proのカメラがディスプレイの横に来ることになり、画面と視線がずれてしまいます。
ミラーレスカメラなどのデジカメで「HDMIスルー」機能があるカメラであれば、AFの枠やシャッタースピードなどが非表示にできてHDMI出力ができるようです。そしてその場合パソコンに接続するには「HDMIキャプチャー」ボードやUSBタイプのHDMIキャプチャーカードが必要とのことです。
そして、そのHDMIキャプチャーカードはテレワークの急速な普及で品切れになったり、値上がりしています。
以前であれば中古で5,000円ほどで購入できたものが中古でも10,000前後になっています。
そんな中で、アメリカのCanonがCanonのデジカメをWebカメラ化するアプリ「EOS Webcam Utility Beta」を公開しました。
しかし、「EOS Webcam Utility Beta」のサイトを見ると分かるように、対応機種は比較的最近の機種に限られています。
その場合、対応機種を購入するとなると中古でも4〜5万円以上の出費となり、いつまで続くかわからないテレワークのために購入するのは躊躇してしまいます。
ところが!YoutubuやTwitterで検索してみると、対応機種でなくても動くカメラもあるようです。
例えば、EOS 5D mark2やKiss X7、EOS Kiss X4も動作するようです。恐らく、Canonの「リモートライブビュー撮影」の機能が使えるカメラであれば「EOS Webcam Utility Beta」の対応表になくても使用できそうです。
最近のミラーレスカメラの人気によって、デジカメのレフ機はかなり安く買うことができます。
例えば、EOS Kiss X2であれば、ボディだけなら8,000円ぐらいで購入できます。しかし、あまり古い機種だと機械的に不具合が出る可能性もなくはありません。それでメルカリで比較的新し目のEOS Kissに絞って探してみました。
EOS Kiss X7にしようかと思ったのですが、標準レンズキットで25,000円前後が相場のようです。(2020年5月半ば)
コロナウィルスもいつかは収束するし、その時にはまた売却したいのでもっと安く、レンズが2本セットになっているものも探しました。(望遠レンズはFujifilmのX-T1にFringerのアダプターで使用してみたいという理由もあります)
X7よりは古い機種となりますが、EOS Kiss X5の標準ズームレンズキットに望遠レンズをセットしたものが18,000円で出品されているものを見つけました。その出品者の方にお願いして15,000円にしてもらい購入することができました。
EOS Kiss X5は発売日が2011年 3月 3日 発売となっています。発売時から9年経っています。
昨日、到着したのですが、箱を開けてみると、ほとんど使用感のないカメラでした。
EOS Kiss X5はボディ表面がつや消しなのですが、スレが全くありません。
久しぶりにレフ機を手にしましたが、ミラーが入っている分、ボディの厚みはありますね。
ボディの底面です。ここは使用しているとどうしても傷が入ります。傷らしい傷は厳し目にみても見当たりませんでした。ここまで綺麗だとショット数はどれぐらいなのだろうと気になりました。
それで、Windowsアプリだけになりますが、「Canon EOS Digital INFO」をParallels上のWindowsにインストールしてシャッター数を見てみました。
シャッター数はなんと266回でした!ほとんど使ってないですね。
撮影画像のファイル名もシャッター数と同じでした。
EOS Kissシリーズを使用するのは今回が初めてではなく、10年以上前に初代Kiss DigitalやKiss X2を使用していたことがありました。バリアングルになってからのKissシリーズを使用するのは今回が初めてです。
メインで使っているミラーレスのFujifilmのX-T1と並べてみました。
EOS Kiss X5はレフ機では比較的コンパクトな方ですが、ミラーレスと比べると大きいですね。
真上から見ると大きさの違いがよくわかります。レフ機が売れなくなって、ミラーレスが主流になる理由がよくわかります。
EOS Kiss X5で少しだけ撮影してみました。
標準ズームレンズの「EF-S18-55mm f/3.5-5.6 IS II」で撮影しましたが、かなり寄れるレンズですね。
マクロレンズほどではありませんが、55mm側で、普通のズームにしては、かなり接写もできます。
ストロボを使って撮影してみました。色収差が少し気になります。
文字の周りにフリンジが出ています。
ボディに標準ズームレンズと望遠ズームレンズの2本が付いて合計15,000円。すごいコスパです。
私、ちょっと前にXマウントの最廉価ズームレンズを1本、14,000円ぐらいで買ったんですけど〜。
しかもカメラバッグやレンズクリーナー液も付いていました。譲ってくださった方は恐らく、スマホのカメラの性能が向上してきて、写真はスマホで十分ということになったのではないかと思います。
カメラは持ち運びが億劫になることがありますからね。
しかし、写真をしっかりカメラで撮影したい方にとっては、レンズ一本分の値段でこれだけ揃えれる、いい時代?になりましたね〜。
Webカメラ用に入手したわけですが、普通に作品撮りにも使えそうです。
Amazonでも中古のEOS Kiss X5が販売されています。
コメント
コメント一覧 (2件)
通りすがりのもんです^^;
それで、X5はWebカメラとして使えましたか?
うちもWebカメラ目的で先日X5をヤフオクで買いましたが
対応機種に入っているにも関わらず、こいつ一瞬で静止画になるのです・・・
その対策がないか探していて、こちらにたどり着きました。
結局は、対応機種に入っていない5DMarkⅡが動くので、それを使っていますが
5Dはデカイので邪魔になるし・・・
何事もなく普通に使えたのかが気になります。
コメントありがとうございます。
私が使っていた時は、EOS Webcam Utility Betaの対象機種に入っていなかったのですが、普通に使えていました。ただ、アスペクト比がどうやってもワイド画面にならなくて、結局、今はLogicoolのwebカメラを使用しています。画質的にはX5の方がレンズが交換できて、背景もボカすことができてよかったです。現在は私もX5は売却してしまい、手元にありません。