先日、中古で購入したホンダのN-ONEですが、左側のヘッドライトが点灯していないことに気づきました。購入した時は確かに点灯していたはずです。それが半年もしない間に切れるとは。
購入したN-ONEはヘッドライトがHIDのタイプです。このタイプの故障について調べると、バーナーの故障がまず考えられるようです。
私が調べたサイトでは「バラストの故障よりバーナーの故障の方が多い」と書かれていました。
それで恐らく、かなりの確率でバーナーが壊れているのだろうと思い、Amazonでバーナーを購入しました。
購入したのは「フィリップス 自動車用バルブ&ライト HID ヘッドライト D4S 6000K」です。
N-ONEのバーナーのタイプはD4Sです。中華製品のもっと安いものもありましたが、耐久性を重視して少し高いですが、フィリップス製にしました。
Amazonの写真では6000Kのタイプが中身の写真しかなく、適当な箱に入ったものが届くのではと心配していましたが、ちゃんとした製品の箱に入って届きました。
バーナーの交換ですが、ボンネットを開けてヘッドライト裏の蓋を回して開けます。
このように手で回して外すことができます。
ヘッドライト内部にバーナーを固定している部品がありますので、このシルバーの部品も捻って取り外します。
手で回します。
回して手前に引っ張ると外れます。
次にバーナーを外します。バーナーは刺さっているだけなので引っ張ると外れます。
引っ張るだけなのですがなかなか抜けないので少し動かしながら引くと抜けます。
抜いたバーナー。切れているかどうかよくわかりません。
ヘッドライトのバーナーを固定している部分はこのようになっています。
抜いた古いバーナーの代わりにフィリップスのバーナーを取り付けました。
取り付けて、ヘッドライトのスイッチを入れると・・・あれ、点灯しません。
ここで初めて壊れていなかった右側のバーナーの方に今外した点灯しなかったバーナーを付け替えてみました。すると・・点灯するではありませんか!結局バーナーは壊れていなかったのです。初めから左右を入れ替えてみればバーナーを買わずに済んだのです。
これは次に疑うのはバラストの方です。バラストはヤフオクで中古のものを入手することにしました。いくつか出品されている中で、バーナーが点灯している写真が載せられている動作確認済みのものを入手しました。送料を入れて2,500円でした。
こちらが届いた中古のバーナー。
このバラストを車体側の電極に接続して、まず点灯するかテストしてみました。
ガムテープでボンネット内に仮止めして固定します。
そして、ヘッドライトのスイッチを入れると点灯しました!
あとは、壊れたバラストと入手した中古のバラストを入れ替えるだけなのですが、それがかなり大変でした。ヘッドライトが装着状態でバラストを外そうとしたのですが、ボンネット内がかなり狭くて大変です。バラストを外すにはヘッドライトを外す必要があります。そのためにはフロントバンパーを外す必要がありました。
私が購入したN-ONEは事故車?なのかバンパーに破損があったりヘッドライトのステーが折れたりしていました。
バラストはボルトがトルクスタイプのネジが使われています。また、バラストを外すためにはバーナーを抑えている部品を外す必要があるのですが、この部品の外し方がよくわからなくてかなりネットを調べました。
このようにするとバーナーを押さえている部品から配線を外すことができます。
こんな感じで引き抜くことができます。これでバラストを交換することができます。
これでなんとか両方のヘッドライトが無事点灯するようになりました。
今回は予想した故障箇所が間違っていたので修理に思わぬ出費と時間がかかりました。しかし、バーナーも寿命があるようなので、とりあえず最初に使用していたバーナーをしばらく使い、後で両方ともフィリップス製のバーナーに交換したいと思います。
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