ミラーレスカメラで盛り上がっているカメラ業界ですが、本日、Canonからエントリー一眼レフ、EOS Kiss X10が発表されました。
小型軽量であることを売りにしたKiss Xシリーズですが、EOS Kiss X10はバリアングル液晶モニターを搭載した一眼レフの中では世界最軽量の約449gとなっています。前モデルのX9が453グラムとなっているので4グラムの軽量化となっています。
EOS Kiss X7は世界最軽量のデジタル一眼レフでしたが、重さが407グラムでした。X10はバリアングル液晶となっているので、重量増は致し方ないところですが、バリアングルにして43グラム増にとどめています。
バリアングル液晶の利点として、手を上に高く上げてハイアングルで撮影したり、今度は逆に下の方にカメラを構えてローアングルの撮影がしやすいという点をあげることができます。
そのほかのミラーレスカメラとの違いの優位点として、動きものに強いということと、バッテリーの持ちが良いことをCanonはアピールしています。
また、これまでたくさん生産されてきたEFレンズを活用できる点も良い点だと思います。
フルサイズのミラーレスは画質がいいですが、レンズも高価でそれなりに重くなってしまいます。
EFレンズは中古も含めたくさんのレンズが出回っているので気軽にレンズを購入することができます。
せっかくのレンズ交換式のカメラなので同じレンズを付けっぱなしでは勿体無いですね。
積極的にレンズを変えていったほうが表現力が増しますし、撮影技術も向上すると思います。
また、バッテリーライフが長いと気兼ねなく撮影できるので、上達にもつながりますね。
動画撮影に関しては4K動画にも対応しているようです。
4K動画の場合、センサー中央部の画素をクロップして撮影となるようです。
また、4K動画のコマを静止画として切り出すこともできるようです。
Wi-fiやBluetoothにも対応していて、撮影しながらスマホに画像を転送したり、スマホの画面からカメラ本体の画像を閲覧したりできるようです。
撮像素子は約2410万画素のCMOSセンサーとなっています。画像エンジンはDIGIC 8となっています。
これまでしばらくミラーレスカメラばかり使ってきましたが、Eos kiss X10は久しぶりに一眼レフを使ってみてもいいかと思わせるモデルでした。
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