カシオより、iPadやiPhoneなどを使用して、本をスキャンし、PDFとして保存できるツール、「BOOK TURNER(ブックターナー) BT-100が発売されるようです。
タブレットやスマホが普及して、電子書籍をダウンロードして読む人が増えてきました。
購入できる電子書籍があれば良いのですが、電子書籍化されていない本もあります。そういった本を自分でスキャンして、PDF化することを「自炊」などと呼ばれています。
しかし、スキャンするためには、本を裁断する必要があり、スキャン後は本を捨てる人も多いのではないかと思います。
「BOOK TURNER(ブックターナー) BT-100は、本を裁断せずに、iPhoneやiPadのカメラを利用して本をスキャンするツールです。
「BOOK TURNER(ブックターナー) BT-100とはどのような装置なのか
「BOOK TURNER」そのものは、スキャンする機能はありません。「BOOK TURNER」はページをめくる装置、iPhoneやiPadを安定して正確にセットする台、本を照らすLED照明などがセットになったスキャン支援装置となっています。
ページめくりの方法としては、粘着テープとアームの回転で、1枚ずつページをめくるようになっています。
また、めくったぺージにエアーを当てることでページが戻ることを防ぐ機能も搭載されているようです。
分厚い本などの場合、ページめくり機構が使いにくい場合は、手動でページをめくることもできるようです。
ブックターナー専用アプリ「BOOK TURNER」もすでにできている。
BOOK TURNER(ブックターナー) BT-100でスキャンした画像をPDFに変換し、読みやすくするアプリ、「BOOK TURNER」はすでに開発され、App storeでダウンロードできるようになっています。
スキャンしたページのトリミングや湾曲補正、さらに色補正機能も搭載されているようです。
さらに、複数PDFファイルの結合機能もあるようです。
本体には無線LANが搭載されているようなので、ページめくりとiPhoneのシャッターが連動するようになってるのかもしれません。
気になるお値段は
値段が気になりますが、ニュースサイトによると、10万円前後になるようです。
正直、高いと言わざるをえません。そのためか、一般には販売されず、一部の法人、流通向けに限定で販売されるとのこと。
潤沢な資金がなければ購入できないでしょう。
個人で、非破壊スキャン、非破壊自炊をするなら、富士通 FUJITSU ScanSnap SV600が鉄板だといえそうです。
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