Inateck 2.5インチ HDDケース USB 3.0接続 FE2010を購入したのでレビューします。
Inateck 2.5インチ HDDケース FE2010は工具不要でドライブを着脱できるSATA接続のドライブ用外付けHDDケースです。
超高速UASPデータ転送モードに対応しているとのことで、転送速度にも期待が持てます。
外箱は実に簡素なものです。こういったシンプルな箱で十分です。
箱の中身です。HDDケースとUSB3.0ケーブル、HDDのスペーサーとなると思われる薄いスポンジが付属しています。説明書などはありません。
ドライブを入れるときは、蓋をスライドするだけで開けることができます。
中にSSDを入れました。SSDは2年前に購入したSanDisk SSD UltraII 480GBです。
インターフェース部。USB3.0端子、アクセスランプの他にON/OFFスイッチも付いています。
Macbook Proに接続して、転送速度を計ってみました。
まずは今まで使っていた林檎派のHDDケースです。
次に、今回購入したInateck 2.5インチ HDDケース FE2010
SSDへの書き込み速度はほとんど変わりませんでしたが、読み込み速度がかなり改善されました。
しかし、もう少し早くてもいいのでは、と思ってネットを調べると、接続しているドライブがUASPデータ転送モードで動作しているかどうか調べる方法が載っていました。
Macの左上の林檎マークをクリックし、「このMacについて」をクリック。「概要」の下の「システムレポート」のボタンをクリック。
左のメニューの下の方の「機能拡張」をクリックし、右側に出る「機能拡張名」の中から「IOUSBAttachedSCSI」の項目を探します。
「読み込み済み」のところが「はい」となっているとUASPデータ転送モードで動作しているそうです。
私のは「いいえ」となっていました。
さらに、ネットで調べていると、MacOS Sierraでは、システムレポートから確認はできず、ターミナルにコマンドを打ち込んで確認できるようです。
「ターミナル」を起動して、
ioreg |egrep ‘IOUSBMassStorageUASDriver’
と入力してリターンキーを押すと
この表示になります。
「IOUSBMassStorageUASDriver」の表示が出ればUASPデータ転送モードで動作しているとのことでした。
書き込み速度がもう少し早くなってもいいような気がしますが、この辺はSSD自体の転送速度の関係もあるかもしれません。
Inateck 2.5インチ HDDケース FE2010は工具不要でドライブを入れ替えることができるので、頻繁にドライブを入れ替えて使いたい方にオススメです。
ケース自体の質感は値段なりですが、タイムセールで777円で購入できたのでコストパフォーマンスは非常に高いです。
ケースの重量も軽いので頻繁に持ち歩きたい方にもお勧めできます。
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